豊田市美術館

シルバーウィークのとある一日。

お兄さんのリクエストで、豊田市美術館に行きました。
どうやら豊田市美術館は、いろんな雑誌に載ったりと、評判の良い?美術館らしい。

私はわりと芸術とはかけはなれたところで生きている人間なので、
少しでも芸術というものに触れられれば、くらいな気持ちで行きました。

メインはジュゼッペ・ペノーネ展でした。

アカシアのとげを貼り付けて、人間の口や手のひらを表現したり
（離れて見ないと浮き上がってこなくてわからない）、
大きな木の表皮をかたどったブロンズ（すごい大きいのがたくさん）など、
人間と自然を表現したものがいっぱい展示してありました。

他の展示室では、お茶の葉っぱを金籠に入れて壁に高く積み上げて、
お茶の葉に囲まれた部屋ができあがっていました。
すごいスケールでお茶でした。
葉っぱ臭いわけでもないのに、なぜか癒されたな。

とにかく私は芸術がわからないのですが、
宮脇綾子さんの貼り絵日記が、素敵で印象に残ってる。
芸術云々じゃなくって、ただ、かわいくっていい。

そして美術館の窓。
スタジアムや豊田大橋が一望できる大きな窓や、
お茶の空間があった展示室をみおろす、枠だけの窓。
美術館って建物も含めて美術館だね。

お兄さんはこの夜、美術について延々とお母さんに語っていました。
私は疲れたフリをして（いや、本当に疲れてたけど)寝ました。笑